NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ

リコリタの真田です。打ち水の夏だし、少しペース上げて書かないとかな。

前回、急な相談を当時の得意先からもらってテンパった真田。打ち水大作戦、を、銀座の歩行者天国でやるとな?ていうか、打ち水大作戦ってどうやってやるかよくわからんということで、あらためてこの活動の母体を調べてみることに。

公式WEBサイトには「打ち水大作戦本部」とあって、場所は日本水フォーラム準備室内とある。なんか国際的なフォーラム事務局のなかに、作戦本部があるのか。ひとまず問い合わせてみた。銀座でやりたいと得意先が言ってるんだと。そしたら結構ラフな感じで「打ち合わせにきちゃいなよ」という感じで打ち水大作戦の会議に突然呼ばれることになってしまった。

その会議で中心的人物として発言していたのが、博報堂インプログレスの環境プランナーという肩書の池田正昭さんという方だった。(この↓の写真の右の方。左は髭がない頃の俺)

なんでもこのお方、広告代理店博報堂の広告という雑誌の編集長をついこの間までやっていた方だとか。打ち水大作戦はこの方と国交省の関係者たちのアイデアで生まれたようだ。詳しくは下記のレポートをご覧いただければというところなのだが、
https://uchimizu.jp/2018/05/1723/
この池田さんが中々の迫力でプロジェクトについて熱く語る。この夏様々な場所で打ち水が行われるのだとか。

この会義の中で銀座で実施を検討している企画を説明させてもらった。他にもいろんなエリアで打ち水大作戦をやってみたい人たちが集まっていて、それぞれに企画を説明して紹介し合っているような時間になっていた。その様々な企画の話を聞いていると、自分のように「誰かに頼まれて打ち水大作戦をやろうとしている人」はほとんどおらずみな自分がここでやりたいからこんな企画を立てた、みたいな話をしている人ばかり。銀座みたいなすごいところでやる企画を説明しているにもかかわらず、なんだか自分が無い人みたいな気持ちになってしまってショボンとなってしまった。

説明している人の中で一番印象的だったのは、大学生だったと記憶しているんだけれど、やたら若い男の子が「打ち水大作戦を知ってもらうには国会議事堂の前でやればニュースになるはずと思ったので国会議員に相談してみたらやることになった」という、なんだそれは意味わからん行動力。20代後半のやらされ仕事で来ている僕はやる気満々の学生たちの笑顔になんだか打ちひしがれてしまったわけです。

熱意溢れる会議が終わりフワーっとした気分で帰社して作戦本部の方々の話との調整をするために、銀座の企画を練り直したりしてなんだかんだでデスクで23時をむかえ、終電もなくなるし帰るか、と会社を出つつ、このまま帰ってもモヤモヤするので、当時コスプレ居酒屋を土日だけ運営していた「蔵 大平山」の店員として働いていた自分の彼女にメールして帰り待ち合わせて飲みに誘うことにした。

お店に入りさっそくモヤモヤした気分を彼女に伝え、べちゃくちゃしゃべり始めた。酔いが回り、自分だったらホントはどこでやりたいのかという話に。銀座じゃないよね、やっぱ秋葉原だよねって。いつも友だちと遊ぶのは秋葉原だし。彼女もオタク趣味で「蔵 大平山」で中学同級生の同人作家の友だちと一緒に働き始めてたこともあり、最近増えてきたメイド喫茶で働いている店員さんとのつながりもあるし秋葉原でやれたら面白いじゃんと盛り上がって。

打ちひしがれてモヤモヤしていた気分は彼女とこの話で盛り上がったことで一変して、次の日の朝、仕事中に一気に秋葉原で打ち水をやってみようという全く仕事じゃない企画書を凄い熱量で書き始めてしまったわけです。。

ひとまず、今日はこの辺で。また長くなってしまった。