NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ

リコリタの真田です。またもや1か月以上書くのサボってしまいました。週一で書いてよとか一部から言われたけど結構難しいなこういうの。

打ち水を仲間で企画し始めた、みたいな話を書いたところで第2回終わってましたね。そうそう。そうでした。

時は2003年。
第1回で書いたような仕事にまみれながら、仕事以外は大体オタク仲間と遊んでるだけの人生を送ってたんですね。第1回に書いたようなちょっと面白い突発オフとかに参加しながら。。そんな風に過ごしてて、当時流行ってたブログってのを巡回してたら、なんだかワクワク、面白そうな投稿が目に留まったんです。

「大江戸打ち水大作戦」

なんじゃこりゃ。なになに。どういうこと?

2003年8月25日正午に東京が晴れだったら、みんなで表に水をまこう!みんなで一斉に水をまけば、東京の気温は2℃下がるかもしれない!東京で、ヒートアイランド現象に挑む、壮大で爽快な社会実験だ!

こんな感じの投稿だったと思う。よくわかんないけど、全然この計画の関係者も知らないけれどこの企画にめちゃくちゃワクワクしてしまった。その瞬間、「俺8月25日ひっそり水撒いてみよう」と思ってしまいこの活動の公式サイトにあった参加表明掲示板みたいなところに書き込みをしてみて、当日ひっそり一人で水を撒いてみたんです。

正直、一人で寂しく水をまいた瞬間、「あれ、俺なにやってるんだ?」と我に返った。当時SNSもないし、即時にそんなことをやっている人を可視化できるわけでもないし、めっちゃもやもやした。

でも、なんとなく
「俺みたいにひっそり水撒いたやつはいたはず、、」
と勝手な妄想で気分を持ち直して、会ったこともない見たこともない、でもきっとあの投稿を読んで水をまいてしまった誰かのことを思い浮かべながらよくわからない不思議な一体感を持って一斉打ち水日である2003年8月25日を終えてしまったわけです。
※当時読んでなかったんですが2003年の活動はこんな感じだったそう
https://www.uchimizu.jp/archive/04/kekka03.html

そのあと大江戸打ち水大作戦の公式サイトのレポートも見ることなく、今思い出すと不思議なんですが、この「一人打ち水活動」について友だちにも誰にも言うことなく、なんとなく自分の中で消化して終了させ、なにもなかったかのように、第2回のコラムに書いたようなイベント仕事を企画したりしてました。

ときは変わって2004年6月頃。突然自分の仕事のクライアントである国交省さんから
「銀座のホコテンで打ち水大作戦をしてみたいので考えてくれないか」
と頼まれたんです。
国交省さんは当時銀座通りに保水性舗装とか遮熱性舗装という、ヒートアイランド現象に向けた舗装を車道にしていてそれを打ち水大作戦しながらPRしたいというお話で。

ひええ。去年の夏、一人でこっそりやったあの打ち水大作戦が仕事になるの?!
意味わからん。。

というわけで、また長くなってきたので、今日のコラムはこの辺で終わりにしましょう。